20代女性 お客様からストーカーへ

中山さんがストーカー行為を受けている相手は、以前働いていた風俗店のお客さんです。
1年間ぐらいお客さんとして通ってくれ、メールアドレスを交換するぐらいのいいお客さんでした。
ところがある日から、風俗店の店員と客の関係だったのが、お客さんがその関係に依存されてしまい、恋人のように思われてしまいました。
来店するたびに、店外デートに誘われるようになり、最初は中山さんも断わっていたそうですが、お店と同じ金額を払うからと言われ、何度か店外でも会っていたそうです。
それからメールや電話が頻繁に来るようになり、お金のこともあり、流していたそうですが、だんだんと脅迫のような感じになっていき、怖くなった中山さんはお店を辞めることにしたそうです。
お店を辞め電話番号も変え、心機一転新しい生活を始めようとし中山さんですが、今度は自宅にストーカー男性が現れたそうです。
自宅にきた男性は、「こんなに愛してるのに…」と怒鳴り、中山さんは恐怖で動けなくなってしまったそうです。
あまりにも大声で騒いだため、近所の方が警察を呼んでくれなんとかその場はおさまったそうで、そのまま警察に行き、ストーカー行為を受けていることを相談したそうです。
警察も相談を受け、注意をしてくれたそうです。
それから数日は何もなかったそうですが、10日ほど経つと、知らない番号から電話がかかり、出てみるとストーカー男性からでした
すぐに切ろうとすると、男性から「俺からは絶対に逃げられないぞ」とさらに脅迫めいた事を言われたそうです。
身の危険を感じ、再度警察に行き相談をしたそうですが、見回りは強化すると話してくれたそうです。
それでも男性からのストーカー行為は終わらず、毎日電話やメールがきたので、着信拒否にしたそうです。
そうすると自宅に手紙が入るようになり、ストーカー行為はエスカレートしていきました。
警察に何度も相談に行ったそうですが、証拠がないこともあり、すぐに動いてくれませんでした。
警察も相談してもすぐ解決出来ないと感じた中山さんは、弊社へご相談にいらしゃいました。
相談を聞き相手の男性を調べ、ストーカー行為を止めさせる為に調査を行いました。
10日間調査を行い、相手の男性を特定し、証拠を集め、中山さんと一緒に警察へ提出しました。
証拠を集めたことで、警察もすぐに動いてくれ相手の男性に今後一切の接触を禁止することを約束させました。
その後の中山さんは、引越しをされて心機一転新しい生活を始められ、ストーカー行為から怯えることもなくなり、平穏な生活を取り戻したそうです。
相手の男性は、50歳で独り身だったこともあり、寂しさを紛らわしてくれた中山さんに依存してしまい、その依存が間違った恋愛感情へと向かってしまい、ストーカー行為へと発展してしまいました。